乳児のマスク使用ではとても心配な事があります。
- 乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いのでマスクは呼吸をしにくくさせ、呼吸や心臓への負担になる
- マスクそのものや嘔吐物による窒息のリスクが高まる
- マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まる
- 顔色や唇色、表情の変化など体調異変への気づきが送れるなど乳児に対する影響が心配されます。
世界の新型コロナウイルス小児感染症から次のような点がわかってきました。
- 子供が感染する事は少なく、ほとんどが同居する家族からの感染である
- 子供の重症例は極めて少ない
- 学校、幼稚園や保育所におけるクラスター(集団)発生はほとんどない
- 感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はなく、母子感染は稀です。
子供の新型コロナウイルス感染症は今のところ心配が少ないようです。
2歳未満の子供にマスクを使用するのはやめましょう
*米国疾病予防管理センター(CDC)の新型コロナウイルス感染症のQ&Aより
子供のマスク使用について
2歳以上の子供が人と接するような外出をする場合にはマスク使用を薦めますが、2歳未満の子供には窒息の恐れがあるため使用しないでください。
アメリカ小児学会(AAP)もCDCと同様に2歳未満の子供とくに赤ちゃんのマスクは危険と警告しています。
CDCとAAPの警告に従ってアメリカのAmazonは0~3歳の子供向けマスク広告を自社サイトから削除しました。