手掌多汗症とは?

日常生活で支障をきたすほど手のひら(手掌)に汗をかく症状を“手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)”といいます。幼少期から思春期に発症することが多く、割合は約20人に1人との報告もあります。
症状は?
週1回以上両手に日常生活に支障をきたすほど多くの汗をかき、睡眠中は汗をかかないことが多いです。
診断は?
症状が6カ月以上続き、以下の項目のうち2項目以上当てはまる場合には“原発性手掌多汗症”と診断されます
- 初回発症が25歳以下
- 両手に汗をかく
- 睡眠中は発汗しない
- 週に1回以上多汗症状がある
- 家族で同じ症状の人がいる
- 多汗の為に日地上生活に支障をきたしている
治療は?
軟膏治療・経口薬治療・注射による治療・手術と重症度に応じて変わります。
気になることがあれば受診時にご相談してください。